チョコレートが出来るまで

日本人は一人当たり年間で2.2kgのチョコレートを消費していると言われています。

 

そのチョコレートの原料であるカカオはどのようにして私たちの手に届けられているのでしょうか。

カカオはプランテーションという大規模な農園で栽培されることが多く、その中での労働力はほとんどが子供です。

 

このように15歳未満の子供が大人のように働く労働、危険で有害な労働を児童労働といいます。

 

カカオ生産国におけるこの児童労働を、阻止することができるのが、フェアトレードのチョコレートです。

 

国際フェアトレード基準では、児童労働を禁止し、安全な労働環境を保障しています。

 

また、児童労働を生み出す原因となる貧困を改善するため、生産者に適正で安定した収入を得られるよう、フェアトレード価格を設定することで生産者のより良い暮らしを保障することにつながり

ます。

このようにカカオ生産者の生活に密接にかかわっているフェアトレードチョコレートですが、現在日本で沢山の種類が売られており、フェアトレードチョコレートは身近なものになってきています。

 

そこで、フェアトレードチョコレートに共通する特徴をいくつかあげておきます。

1.原料にこだわっている 

 

フェアトレードチョコレートは原料であるカカオにこだわっているのでカカオ本来の味を楽しむことができます

 

2.保存料を使っていない

 

一般のチョコは、安いコストで作るため「代用油脂」と呼ばれる大豆油などの植物油をカカオバターに混ぜて作っています。

 

一方フェアトレードチョコレートは、カカオマスと呼ばれるカカオ豆を砕いたものに、カカオバターという油脂分を加えて、 砂糖と一緒に練り合わせて作られます。

 

3.とにかくおいしい!!

 

フェアトレードチョコレートは、原材料や製造方法までこだわりを持って作られています。

 

そのため、一般のチョコレートとは違う味の深みを味わうことができます。

 

一般のチョコレートと比べると値段は割高なところもありますが、一度フェアトレードチョコレートを食べると、フェアトレードチョコレートのおいしさ、値段の価値がわかると思います!!

まだ、食べたことがないという方も今回のまちチョコ販売の機会にぜひ購入されてみてはいかがでしょうか